2022年2月7日月曜日

モナリザの肖像画

 モナ・リザ』(: La Gioconda: La Joconde)は、イタリア美術家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた油彩画

上半身のみが描かれた女性の肖像画で、「世界でもっとも知られた、もっとも見られた、もっとも書かれた、もっとも歌われた、もっともパロディ作品が作られた美術作品」といわれている

ポプラ板油彩で描かれた板絵で、1503年から1506年に制作されたと考えられている。

もともとはフランス王フランソワ1世が購入した作品だが、現在はフランスの国有財産であり、パリルーヴル美術館が常設展示をしている。

しばしば「謎」と表現される画題の不確かさ、スケールの大きな画面構成、立体描写の繊細さ、だまし絵めいた雰囲気など、さまざまな点において斬新であったこの作品は、現在に至るまで人々を魅了し続け、研究の対象となってきた。



最近聞いたのはこの絵の背景の謎の話で、右の背景は山に湖があり、そこから川が流れていて、豊かな地球の風景だが、左の背景は水が枯れて乾燥した荒地に近いという。
顔の右側はかすかな微笑みをたたえているが、左側はわずかに憂いを含んでいるのと併せ考えると、レオナルド・ダ・ヴィンチは、地球環境問題をふくめてこの絵を描いたのだという。 
考えすぎかな。

ルーヴル美術館での展示場所も、1968年に初めて私が出かけた頃は、展示廊下の一部に簡単に置かれていたが、2回目には、少し広い場所にロープで保護されて展示されていた。

最近のテレビで岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が紹介された。


岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(きしべろはん ルーヴルへいく)は2023年5月26日公開の日本の映画で、ルーヴル美術館が主催するバンド・デシネプロジェクトのために書き下ろされた同名の漫画作品が原作となっている。
2022年9月から2023年3月にかけて撮影が行われた。パリ市街やルーヴル美術館でのロケも行われ、日本映画がルーヴル美術館で撮影されたのは『万能鑑定士Q モナ・リザの瞳』以来2作目となった。もちろん最近のモナリザの肖像画の前のシーンも撮影された。
NHK総合で放送されたテレビドラマでもあり、興行収入は12.5億円を記録し、NHKが製作したドラマの映画化作品としては初めて10億円を突破したという。
モナリザの肖像画は、広い部屋の一番奥に木製のガードに囲まれて、広いスペースを取って、小さな絵が目立つようように展示されている。昔とは大変な変化である。







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