2020年9月4日金曜日

糸島・西浦の妙見山の仏舎利塔と蒙古山記念碑

糸島には古代遺跡が沢山あり、近代遺跡はあまり注目されなかったらしいが、最近復活しはじめた。


 北崎の西浦漁港のほうから登れる妙見山には、インド政府から送られた仏舎利をおさめた塔が建設されているのに、いまや登山道も荒れはて、塔も藪のなかにうずもれかけている。わたしも西浦海岸には、何回もいったが仏舎利塔のことは全くしらなかった。観光案内や、地域マップにも記載されていない。

右側が妙見山、左は蒙古山

関係者が登山しても、1回目は見つからず、2回目にやっとみつけたという。


インドの緑化に貢献された杉山龍丸さんへの謝礼として贈られた仏舎利がこんな状況とは、残念なことである。


   杉山満丸さんたちのPRで 知られるようになってきた。

北端の蒙古山の記念碑も、老朽化して破壊していましたが、こちらは復興事業がおこり、令和4年に再建されたようです。

蒙古山は、なぜ蒙古山というかというと、昔蒙古山は外国から敵が攻めてきるときの見張り場所でした。頂上にのろし台があり蒙古軍という外国の軍隊が攻めてきたときこののろし台からのろしをあげて大宰府に知らせたのだろうということです。
大昔に蒙古軍が攻めて来ました。でも蒙古軍は、大風にあい全滅しました。そのしかばね(死体)を埋めたところが蒙古山といわれているそうです。
その霊をまつるために明治28年西浦の宗善三郎(そうぜんざぶろう)柴田範一(しばたはんいち)柴田茂平(しばたもへい)たち、村の有士(ゆうし)によって石碑(記念碑)が蒙古山山頂にたてられたそうです。山頂には、数個の大石が散在しており蒙古軍の遺物ではないかと言われています。


昔の石碑

倒壊した石碑




復興された石碑



志賀島には、元寇の戦を記念した蒙古塚がある。

西区毘沙門山から宮浦の妙見山が見える



0 件のコメント:

コメントを投稿