1。コンセント (socket, outlet)
コンセントという和製英語の由来はかなり面白い。
大正期にconcentric plug(同心のプラグ)という単語があったそうだ。
大正期にconcentric plug(同心のプラグ)という単語があったそうだ。
東京電力に勤めていた人は、コードに付いている方と、壁に差し込み口の呼び方を分けようとした。その結果「コンセント」と「プラグ」という単語ができた。
ただ、concentric plugという単語は元々英語じゃないから、どこからきたかってはっきりわからないらしい。
現在の日本では、差し込み口は「コンセント」と呼ぶようになった。英語では、consentという単語は日本語の「承認、同意」の意味があるけど、結構固い英語だから、普通の会話にはあまり出ない。「許可」のpermissionのほうが聞くね。
「コンセント」は、イギリス英語ではsocket, plug, plug hole 3三つの呼び方がある。アメリカ英語ではoutletかplugと言います。アメリカのあるところでは、plugも言います。
つまり、日本の「コンセントを入れる」イコール plug in
「コンセントを抜く」は unplug
多分、1番使えそうなフレーズは Plug it inだ。意味は「コンセントを入れて」反対は Unplug it.「コンセントを抜けて」
「コンセント」は、イギリス英語ではsocket, plug, plug hole 3三つの呼び方がある。アメリカ英語ではoutletかplugと言います。アメリカのあるところでは、plugも言います。
つまり、日本の「コンセントを入れる」イコール plug in
「コンセントを抜く」は unplug
多分、1番使えそうなフレーズは Plug it inだ。意味は「コンセントを入れて」反対は Unplug it.「コンセントを抜けて」
2。段ボール (cardboard box)
この単語を分析しようね。まず、「段」は日本語の段状から来た。加工されたボードだ。
もしかしたら、あなたは「ボール」は英語のballから来たと思っているかもしれんけど、実はそうではない。英語は "danball' じゃない。まぁ、ballと同じカタカナなんだけど、論理的に考えたら、なぜあいう物を運ぶやつはballという名前を付けると?どう見ても段ボールはボールじゃない。
実は、段ボールの「ボール」は英語のboard(板)から来ている。昔の日本語では、"r"の発音のほうが強かったそうだ。今カタカナで「ボード」と書くけど、当時「ボールド」と書いた。で、「ボールド」は「ボール」に略された。あっという間に素敵な和製英語ができた。
3。パンク (flat tire, crash)
パンクは英語のpunctureから来ている。Punctureは日本語で「小さい穴を空ける」意味だ。アメリカでは、車のタイヤに関しては、絶対に言わないけど、イギリスでは言う時もある。
I got a punctureかI punctured my tire.
どこに行っても、日本語のタイヤの「パンク」は通じない。
兎に角、タイヤのパンクの例文を見てみよう。
"I had a flat tire last week on my way to work."
「先週、仕事に行っている途中にパンクした。」
"I have no idea why I got a flat tire."
「何でパンクしたかわらない。」
もう一つのパンクについて話したい。ウエブサイトのパンクだ。急にアクセスが増えると、そのサイトにアクセスができなくることは、現在の日本では「パンクした」と言います。この「パンク」の使い方も英語じゃない。英語では、crashと言います。例えば、
"Anne's blog is becoming so popular that it crashed Ameblo's website yesterday."
「アンちゃんのブログはバリバリ人気になったから、昨日アメブロのウエブサイトはパンクした。」
4. ガラケー。(cell phone, mobile phone). 私は、初めて「ガラケー」という単語を聞いた時に、「いったいなんの意味なのか?!」と思った。友達は「ガラパゴス諸島」から来ているよと、教えてくれたけど、あまりその情報は役に立たなかった。何で、太平洋にあるバリバリ他の大陸と離れている島をもとにして携帯電話の名前を付けると?と思った。不思議だ。やっと、答えがわかった。ガラパゴス諸島はバリバリ隔離されているから、植物と動物は独自に進化しないといけないようだ。そういう生き物が多いらしい。ITの世界では、独自の研究をして、他の会社がやっている技術の規格からずれることは、「ガラパゴス化」と呼ばれている。日本の携帯電話は、他の国の携帯電話との機能が違うから、「ガラケー」と呼ばれるようになった。「ガラパゴス」と「携帯電話」の略は、すごくクリエイティブな混ざった単語なんだ。やっぱり、単語の勉強は楽しすぎてたまらん。
イギリス英語では、「ガラケー」はmobile phoneと言います。アメリカ英語では、cell phoneです。Cell phoneはcellular phoneの略だ。今まで、cellular phoneを正しく発音できる日本人に会ったことがない。下記の文章を見てみよう。
"You don't see many cell phones in Japan these days."
「最近、日本では、あまりガラケーを見ないよね。」
"Most high school kids don't want a mobile phone because they think are not cool. They really want to carry smartphones."
多くの高校生は、「ださいガラケーいらん」と言っている。みんなはスマホが欲しがる。
*Smartphoneは普通の外来語だ。和製英語じゃない。ただ日本語の略「スマホ」は通じない。
5。ピアス。(earrings)
多くの日本人は「ピアス」は英語だと思っている。まぁ、そうだけど、使い方は全然違う。まず、英語では、「ピアス」は動詞でしか使われていない。日本語で言うと「穴を空ける。」ただ上記で話したpunctureと違う。punctureは、空気が入ったものに穴を空けるという意味だ。pierceは、そういうニュアンスが入っていない。下記の例文を見てみよう。
"I bought new earrings at the mall yesterday."
「昨日、モールで新しいピアスを買った。」
"Yesterday, I bought clip on earrings at the mall."
「昨日、モールでイヤリングを買った。」
つまり、日本語の「ピアス」は、英語の earrings.
で、日本語のイヤリングは、英語の clip on earrings.
Piercings (名詞) も言います。
"Annechan has more piercings than she can count."
「アンちゃんは、数え切らんほどピアスがある。」
じゃ、「ピアスを空けた」ってどういう風に英語で言うのと聞きたいやろう?見てみよう。
"I got my ears pierced when I was 8 years old."
「8歳の時に、ピアスを空けた。」
注意するところがある。I pierced my earsは日本人はよく言うけど、この意味は、「自分で穴を空けた」ということだ。同じように、よく「髪の毛を切った」と言いたい時に、"I cut my hair" と言います。その表現は、自分で髪の毛を切ったというニュアンスが入っている。まぁ、もし自分で髪の毛を切ったり、ピアスを空けたりしたら言ってもいいけど。でも殆どの人は、ピアスを空けてもらう、髪の毛を切ってもらうやろう?こういう時、下記の文章を言う。
I got my ears pierced.
I got a hair cut、か I got my hair cut.