2024年10月31日木曜日

今年のノーベル平和賞

 今年のノーベル平和賞に、日本の被団協が選ばれたことは、うれしいことである。


代表委員は、初代森瀧さん以降坪井さんなど数代がすでに亡くなっており、現在は田中さんがつとめられているようだ。




初代森滝氏


5代坪井氏


現在の代表委員田中さん



志賀島出身で長崎で被爆された谷口さんも、2代目代表委員をつとめて活躍されていたが、すでに亡くなっている。

2代谷口氏

現在の代表委員の田中さんが、オスロ―での授賞式で講演されるようだ。30人以上が出席するそうだ。



日本には広島と長崎に、原爆資料館があり、原爆被災者の実態を詳しく説明している。

広島原爆資料館

長崎原爆資料館

長崎原爆資料館では、ノーベル平和賞が、核兵器のない世界の実現向けて、世界が大きく舵を切る契機となることを期待すると、乾板にPRしている。



古賀市は、非核‣恒久平和都市宣言をいちはやく行い、平和首長会議や日本非核宣言自治体協議会にも加盟しており、毎年8月には、原爆と人間のパネル展、12月には、戦争とくらし展をおこなって、若い世帯に平和の大事さをしらせている。



今年は12月15日に、戦争とくらし展の会場で、わたしが体験した「原爆とラジオゾンデ」の講話をすることにする予定である。

ノーベル賞の授賞式には、被団協から31人が出席し、田中代表委員が講演する予定らしい。

 授賞式はノルウエーのオスロ―で行われる。


1905年に独立したノルウェーは、政治的に翻弄された弱い国の代表となった。


平和賞に関しては、授賞式だけでなく選考もノルウェーで行われる。

ここにも、主体的に平和の概念を追求し続けるノルウェーこそ、平和賞の選考役にふさわしいと考えたノーベルの意思が反映されている。




0 件のコメント:

コメントを投稿