(1) 市内各地で藤の花が咲き始めていますが、この藤の花が「花見」の地名由来とする説があるようです。
「古賀郷土史研究会通信 第一号」(平成30年3月3日発行 飯島勇一郎記)
『花見』の地名は花見山に由来しています。
花見山は山ではなく砂丘が高くなった丘のような山だったと考えられています。
地名由来として、大友宗麟が此の地にやってきた時、松林の中に一面の枝々に咲いた藤の花が白、紫の織り交ぜた山を見て、これは花見山だと言ったので『花見』の地名が付いたと言われています。
花見山は昭和40年頃まで存在していたと思われますが、現在、花見山は造成され住宅地になっています。
花見山の場所はマルキョウ・ナフコ(旧三機工業跡)の前の高台にある団地周辺だと考えられています。(「筑前国続風土記」・「大歳神社の由来」)」
古賀市 水辺公園の藤の花