福岡県には、かって九州の主要産業だった炭鉱跡を近代産業遺産としようとする動きがある。筑豊地区、三池地区を含めて調査されているが、現在残されている遺跡も次第に減少しているようだ。
佐渡金山は1601年から平成元年まで400年間も操業され、現在近代産業遺産として登録され、整備されている。
その紹介番組をみたが、江戸時代から、明治、大正、昭和の時代の歴史的変遷が良くうかがえる。手掘り時代の木製構造物、それをコンクリートでカバーした時代、さらに鉄骨に変化した建造物。
明治時代の輸入電機品、大正時代の国産電機品(奥村電機などの懐かしい名前も)なども残っている。
江戸時代の奉行所も復元されているが、福岡ではこれほと幅広い史跡の保存は無理であろう。
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