2024年4月30日火曜日

肺炎による炎症はCRPの変化に現れる

肺炎で入院中、何回も血液検査をうけた。その中でCRPの値が一番変化したようです。

4/09  16.61     4/12  7.71       4/15    2.03     4/30    0.17

白血球や赤血球の値はあまり変化なし。

 CRPとはC-reactive proteinの略でC反応性タンパクのことです。このC反応性タンパクは、体の中で炎症や組織の破壊がおきているときに血液中に現れるタンパクです。つまり血液中のCRPの値を調べることで「体のどこかに炎症がある」「組織破壊がおきている」といったことが内視鏡などで直接確認しなくても血液検査だけで分かってしまうのです。

さらにCRPは体内で炎症が始まって24時間以内に急増するという特徴ももっているので炎症の早地期診断にも役立ちます。逆に炎症が治まるとCRPは最長でも2~3日で減少します。


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