あまり期待していなかった大河ドラマだった。視聴率も低く、下から4位だったようだ。
しかし山川健次郎が予想以上に大きく取り上げられたのは驚きだった。九州での活躍まではなかったのは残念だが。
脚本家の山本あゆみさんは、2年前に書き始めたときには、健次郎のことなど全く知らなかったという。会津の歴史は敗北の歴史なので、分散した状態で埋もれている。
最初の1年間は脚本の粗筋をを書きながら地元をあちこち調査してまわり、つぎつぎに掘り起こしていったという。そして登場人物も増え、歴史が複雑になったになり、難解になって、視聴率もさがったのだろう。
もともと東北の震災で、会津若松の観光客が10%に減り、東北復興のために始めたテーマだったので、視聴率よりは会津の歴史、そして会津藩の名誉回復が一つ目的となっていた。その目的は達成されたと脚本家は考えているようだ。
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