鞍(サドル)
現代の乗馬のサドル(鞍)は馬の背中中央の緩やかに凹んだ馬の背と呼ばれる部分にクッション性が良く吸水性の優れた毛布やマット等(ゼッケン)を被せた後に鞍を載せ、腹帯と呼ぶ10cm程度の幅広の帯を用いて鞍と馬の胴体を固定する。
日本の近代以前では木製や金属製の鞍が存在したが、近代以降の鞍は圧倒的に皮製が多い。
鐙(あぶみ)
鐙革(あぶみがわ)で鞍から左右1対を吊り下げ、騎乗時(馬に登るとき、および、乗っているとき)に足を乗せる(これを「鐙を履く」と言う)。ただし完全に足を深く通すのではなく、爪先を乗せるようにして使う。
鐙革(あぶみがわ)で鞍から左右1対を吊り下げ、騎乗時(馬に登るとき、および、乗っているとき)に足を乗せる(これを「鐙を履く」と言う)。ただし完全に足を深く通すのではなく、爪先を乗せるようにして使う。
腹帯
腹帯(はらおび)は、鞍をウマの背に固定するための帯状の道具。ベルト。「ガース」とも呼ばれる。布製のものや革製のものがある。
鞍の両側であおり革の下にベルトがあり、これを腹帯のバックルに通して締め上げる。
腹帯(はらおび)は、鞍をウマの背に固定するための帯状の道具。ベルト。「ガース」とも呼ばれる。布製のものや革製のものがある。
鞍の両側であおり革の下にベルトがあり、これを腹帯のバックルに通して締め上げる。
競馬では通常の腹帯で鞍を着用した後、さらにその上からぐるりと締め上げる上腹帯というものがあり、これも使用される。
馬車用では馬の力を車に有効に伝えるための道具で、車種により各種工夫されている。
馬車用では馬の力を車に有効に伝えるための道具で、車種により各種工夫されている。
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