九州歴史資料館で、船原古墳と輝く馬具の精華の展示が行われている。
古代人は、馬を制御する馬具をいろいろ開発したが、そのうえに馬具にいろんな飾りをとりつけた。そのすべてが船原古墳から出土した。
飾り文化の専門家、辻 惟雄(つじ のぶお:東京大学名誉教授、多摩美術大学摩川美術大学学長)氏によると、日本人の縄文土器や貝輪装飾は、飾り文化として、世界的にすぐれてた水準のセンスをもっているという。
そのセンスが、馬具にたいしても発揮されたのであろう。
馬も人間のセンスに敏感な動物であり、飾りの馬具に対して、喜びの感情をもっていたのかもしれない。
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