2022年4月26日火曜日

老人ホームの食事献立表

 老人ホームでは、毎週の食事献立表が配布される。

主食は、米飯が90%。たまに、オムライス、鯛めし、おし寿司、ちらし寿司、サンドイッチなど。

副食は、一汁三菜くらいが標準で、月に1回の特別膳がだされる。牛乳、ヨーグルト、果物なども適宜ついかされる。

一汁は、みそ汁、吸い物など一般的表現が多いが、餃子スープ、カレー汁、ねぎま汁、わかめスープなどの特定の名前もある。

料理のネーミングは、素材と料理法の組み合わせのことが多い。

豚肉のゆかり揚げ、太刀魚の塩焼き、海老の甘酢炒め、 ひじきの煮つけなどである。

和える、炒める、煮る、焼く、揚げる、漬ける、などはわかり易いが、

鶏肉のくわ焼き、赤魚の南部焼き、豚肉のゆかり揚げ、めばるの香味煮など少し分かりにくいものも多い。

ソテー、マリネ、などフランス語の表現になると、ネット検索が忙しくなる。

二つの素材を並べるときは、副素材を前に、主素材を後にするのが中国式で、わが国ではその逆のこと多いらしい。 ニラレバとレバニレがその例である。
ホームでは、​豚肉と大根​煮付などの表現してあり、わかり易い。

ただし最近の横文字流行で、ハッシュドビーフ、カレームニエル、きのこナムルなどは、老人泣かせである。

最近の具体的な事例:

4月26日昼 

白身魚のマリネ。

マリネとは、食材を酢やレモン汁などの漬け汁に浸して柔らかくしたり、保存したりする調理方法、またはその料理です.

4月27日夕

豚の角煮。

角煮とは、角切りにした食材を煮た料理。

4月28日夕

赤魚の南部焼き。

肉や魚介類などに下味をつけ、ごまを全体にまぶしつけて焼いたも4ゲツ4ゲツごまを加えたたれに漬け込んで焼くものもある。 ◇南部地方(現在の岩手県と青森県にまたがる地方)がごまの名産地であることから、ごまを用いた料理を「南部~」ということがある。

4月29日夕

ロールキャベツ。

ロールキャベツcabbage roll, stuffed cabbage)は、挽肉に微塵切りした野菜などを混ぜて作った具を、湯通ししたキャベツの葉一枚を使って俵型に巻いたものを煮込んで作る料理。

4月30日昼

鮭のムニエル。

ムニエルの基本的な作り方は、魚に塩コショウで下味を付けて小麦粉をまぶし、サラダ油で両面を焼き、仕上げにバターを加えて絡ませる。

5月7日

しらたき炒め煮

現在では、はっきり区別できる違いはなく、呼び名が違うだけで、同じものを指すことが多いようです。 主に関東ではしらたき、関西では糸こんにゃくと呼んでいるようです。 こんにゃくにも地域性があります。 東京以西で食べられるこんにゃくはほとんどが黒こんにゃくですが、東北地方では主に白こんにゃくが使われています。

豚肉ゆかり揚げ

ゆかりは、三島食品が製造販売する赤ジソのふりかけ。 同社の登録商標(第561358号の2ほか)であり、日本の赤ジソふりかけ市場の約9割を占める。 名古屋周辺で食べられていた赤ジソの漬物をヒントに1970年(昭和45年)に販売開始し、三島食品の売上の3割を占める看板商品に成長した。

5月22日

柳川煮

柳川といえばウナギを連想したが、実はドジョウの煮つけ風の料理であった。

5月24日

豚肉の幽庵焼き

幽庵焼き(幽安焼き、柚庵焼き、祐庵焼き、ゆうあんやき)は、和食の焼き物のひとつで、幽庵地(醤油・酒・味醂の調味液にユズやカボスの輪切りを入れたもの)を用いた魚の付け焼き 。江戸時代の茶人で、食通でもあった北村祐庵(堅田幽庵)が創案したとされる 。

江戸時代に豚肉があったか否かが問題だが、老人向けの味であった。

筑前煮

立田揚げ

目鯛の西京焼き

茄子の利休煮

鶏肉の治部煮




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