巨大な心礎が埋まる国指定史跡『尼寺廃寺跡』
@香芝市(王寺町との境界近く)
●飛鳥時代(7世紀後半)に創建された寺院跡。奈良時代の後半まで存続した後に廃寺になる。
●聖徳太子が建立した「葛木寺」跡とも言われている。
この地区は、聖徳太子により土地開発や水利改善が行われ、平和な田園がひらかれた場所のひとつとされている。
●伽藍配置は「法隆寺式」。北に金堂、南に塔、東に中門を配置し、回廊で囲んでいる。
●心礎に柱を立てた「柱座」の部分から、耳環・水晶丸玉・ガラス丸玉など、多彩な舎利荘厳具が出土。
注目されたのは、巨大な「心礎」。基壇下に埋められて塔を支えた石材だが、約3.8m四方・厚さ1.8mもある、8畳間ほどもある巨大な石を使っている。そのまま埋め戻されていて、実物を見ることはでないが、足の下にそんな巨石があるかと思うだけで驚き!
http://small-life.com/archives/14/06/2420.php
https://katsuragi-kanko.com/cinema-pj/movie/kashiba02.html
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