小字名の五楽 |
中央区五楽 |
五楽交差点 |
五楽1組/新五楽の地名 |
M1が最初の居住地 M2が現在の居住地 |
大根川 |
橋の左側の3号線の先に古賀中学校、右側傍にクロネコ宅急便センター (この地図は上が南向きになっている。) |
五楽橋 |
工事中の五楽橋:1本だった橋が2本になり、左側通行。 |
ごらくばし |
ご‐らく【五楽】
ご‐がく【五楽】
空海像 |
最澄像 |
ご‐く【五苦】
1 における五つの苦しみ。
㋐生 (しょう) ・老・病・死の
に、愛別離苦または犯罪人束縛送獄の苦を加えたもの。㋑生老病死苦・愛別離苦・怨憎会 (おんぞうえ) 苦・求不得 (ぐふとく) 苦・五陰盛 (ごおんじょう) 苦。
2 迷いの である五悪趣で受ける苦。諸天苦・人道苦・畜生苦・餓鬼苦・地獄苦。
十楽も仏教用語である。
十楽(じゅうらく)
『往生要集』大文第二「欣求浄土門」に説示される、浄土に往生した者が受ける一〇種の快楽のこと。浄土十楽ともいう。
①聖衆来迎楽。臨終時に苦しみがなく、阿弥陀仏や観音・勢至菩薩が来迎して浄土に引接してくれる。
②蓮華初開楽。蓮華のつぼみの中に寄託して浄土に往生し、その蓮華が初めて開くとき、清浄の眼を得て浄土の荘厳を見ることができる。
③身相神通楽。三二の勝れた特質(三二相)を持つ身と天眼などの五種の神通力を得ることができる。
④五妙境界楽。浄土では、五感の対象となるものすべてが、清らかで勝れたこよなきものとなっている。
⑤快楽無退楽。浄土では、行者がもはや退転することなく楽を受けることができる。
⑥引接結縁楽。縁故のある人びとを浄土に迎えとることができる。
⑧見仏聞法楽。仏を見ることや、仏の法を聞くことが容易にできる。
⑨随心供仏楽。心のままに自由に阿弥陀仏や十方の諸仏を供養することができる。
⑩増進仏道楽。浄土の勝れた環境によって自然に仏道を増進して、ついにはさとりを得ることができる。
『往生要集』では、『群疑論』五には浄土の三〇種の利益が、『安国鈔』では二四種の楽があることをあげて、浄土がいかに素晴らしいところかを説き、欣求浄土を勧めている。
また、十楽は和歌の題材ともなり『新古今集』「釈教歌」に「十楽の心」を詠んだ歌が集載されている。さらには、源信に仮託した『十楽和讃』なども有名である。
伊勢湾の長嶋地区は、十楽と呼ばれていた。
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