福岡市・新宮町・久山町にまたがる立花山城跡 |
立花山の麓にある九産大に10年余勤務していた頃は、毎年新学期の研究生をつれて登山していたから、山の構造はほぼ頭に入っていた。
しかし学者として調査したわけではないから、計測や測量をやったわけではない。
九大の建築学出身の木島孝之先生が、本格的に計測をはじめられ、九州歴史資料館の岡寺良先生がドローンによる山城計測をはじめられて、立花山城跡の詳細が明確になった。
立花山城跡をガイドされる岡寺準教授 (元九州歴史資料館の研究員で、ドローンによる山城調査の開発者) |
江戸時代博多商人奥村玉蘭の筑前名所図会 |
江戸時代の立花山城の古図 |
画家や写真家による立花山の姿 |
九大木島教授による立花山城の調査図1 曲輪の数は70箇所以上 |
調査図2 ①主郭 ②連続型外桝形虎口 ③旧曲群を一体化するための防塁 ④外桝形虎口 ⑤鞍部に築かれた防塁 ⑥食い違い虎口 ⑦登り石垣 ⑧道雪の屋敷があったとされる曲輪 ⑨横矢のかかる虎口 ⑩名島城が築かれた岬 |
調査図3 立花山城縄張図 |
0 件のコメント:
コメントを投稿