2024年12月26日木曜日

立花山城跡と周辺の寺社(改訂版)

 

福岡市・新宮町・久山町にまたがる立花山城跡

立花山の麓にある九産大に10年余勤務していた頃は、毎年新学期の研究生をつれて登山していたから、山の構造はほぼ頭に入っていた。

しかし学者として調査したわけではないから、計測や測量をやったわけではない。

九大の建築学出身の木島孝之先生が、本格的に計測をはじめられ、九州歴史資料館の岡寺良先生がドローンによる山城計測をはじめられて、立花山城跡の詳細が明確になった。

西方浄土筑紫嶋: 戦国武将の立花宗茂「無双の花」(改訂版)


立花山城跡をガイドされる岡寺準教授
(元九州歴史資料館の研究員で、ドローンによる山城調査の開発者)

江戸時代博多商人奥村玉蘭の筑前名所図会




江戸時代の立花山城の古図


画家や写真家による立花山の姿





九大木島教授による立花山城の調査図1
曲輪の数は70箇所以上

調査図2
①主郭 ②連続型外桝形虎口 
③旧曲群を一体化するための防塁 ④外桝形虎口
⑤鞍部に築かれた防塁 ⑥食い違い虎口 ⑦登り石垣 
⑧道雪の屋敷があったとされる曲輪 ⑨横矢のかかる虎口 
⑩名島城が築かれた岬


調査図3 立花山城縄張図



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