2014年10月1日水曜日

イコモス「明治日本の産業革命遺産」

「明治日本の産業革命遺産」は、北九州の官営八幡製鉄所,大牟田の三池炭鉱,鹿児島の旧集成館などと,山口、静岡、岩手など8県にわたる23の遺産で構成されていて、2015年の世界文化遺産への登録を目指し政府が推薦しています。
この現況を調べるためユネスコ諮問機関イコモスのオーストラリア人調査員が9月30日、北九州市八幡東区の八幡製鉄所関連施設(旧本事務所や修繕工場など4か所)を訪れ、担当者の説明を聞きながら保全の状況を重点的に確認したということです。
イコモスは10月5日まで日本での調査を続けた後、その評価をユネスコに勧告する予定です。
イコモス(国際記念物遺跡会議)は文化遺産保護にかかわる非政府組織(NGO)でフランス・パリに本部があり、ユネスコ世界遺産の審査を担当しており、最終的には、2015年夏にドイツで開かれる世界遺産委員会で「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録が決定される予定です。
これが実現すると、沖の島よりもはやく、わが家に近い世界遺産となります。

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