2014年10月25日土曜日

多良岳の鳥居

 雲仙多良岳中腹の登山道入り口にある鳥居が、紅葉の季節を前に新しくなったという。
 多良岳は標高1076メートルの経ケ岳(きょうがだけ)を主峰に「太良岳大権現」として山岳信仰と真言密教の聖地とされてきた。
 鳥居は中山キャンプ場(546メートル)のそばに立ち、高さ約2・7メートル、横約2メートル。
 この山頂近くの山腹で、叔父が戦争末期の航空事故で死亡した時の墓があり、お参りしたので、よく憶えている。
   地元の建設会社の元社長で7年前に亡くなった山口萬吉さん(享年94)が最初の鳥居を建立し、18年前にまちづくりグループが鳥居を交換。3代目となる今回の鳥居は、山口さんの長男で会社を継いだ山口渡さん(71)が、仲の良い町議や農家、漁師などに呼び掛けてこしらえたという。
 麓のお寺は古賀の長勝寺と縁が深いという。 多良岳では例年、11月初旬から中旬にかけて紅葉の見頃を迎えるはずだが、もう出かける体力もないので、ブログでお祈りするだけである。
多良岳の鳥居

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