3月7日の口腔機能のリハビリ運動中に失神していた。首の筋肉を強化するため、左右に首を動かしながら呼吸を吐き出すことを繰り返していた時であった。
若いころ柔道で首を絞められ、失神した時と同じような感覚であった。
頸動脈の血管が硬化しているといわれていたが、脈拍が低下していたことも、これを促進したかもしれない。失神当時は脈拍が40代に下がっていたようだ。
これを頸動脈洞失神というらしい。
圧受容体が存在する頸動脈洞が刺激・圧迫され,迷走神経の過剰な反応により,循環障害から失神などをきたす症候群をいう。
循環障害のタイプから3つに分けられ,3秒以上の心停止を生じるものを心抑制型,収縮期血圧が50 mmHg以上低下するものを血圧低下型,両者を生じるものを混合型と称する。血圧と脈拍も関係する。
脈拍の正常基準値は、下記のとおりである。
新生児は120~140回/分、
乳児期は100~120回/分、
学童期は80~100回/分、
成人は60~100回/分、
高齢者は50~70回/分。
今回の入院で、薬の種類の変更により、50だった脈拍が70に上昇した。この状態で安定してくれたら有難い。一時的には80になったときは、少し息苦しかった。
心臓の機能と腎臓の機能は深い関係があるそうだ。
脈拍をおさえる薬を常用していたので、高齢化とともに脈が下がりすぎて、最近腎臓の機能低下を起こしていたのかもしれない。
今回の脈拍の増加で、腎臓の数値も少し改善される可能性があるようだ。
3月23日の血液検査に期待しよう。
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