2016年8月17日水曜日

中山三屋


中山三屋(なかやま-みや)

生年: 天保11.9.25(1840.10.20)
没年: 明治4.6.21(1871.8.7)
幕末期の勤王家,歌人。宮,みやとも書く。

大納言中山忠能家に仕える長州出身の戸倉岱介(後名中山忠道)と中山家の奥女中で歌人室谷民子の娘といわれる。
父は忠能との説もある。

6歳で歌会に出席,香川景恒門下で早くから注目された。13歳で母に死別後剃髪し,以後尼姿で関西,中国地方を巡り各地の動向を忠能宛に書き送り,スパイとして活動したものと考えられる。
各地の志士,豪商たち約400名を記録した自筆の「人名覚」は,幕末の勤王運動家の研究に貴重。維新後,遊学のため長崎へ向かったが,病を得て急ぎ父の故郷へ向かう途中,防府で客死。
三屋三十三回忌追善集『浮木廼亀』は三屋と交遊のあった宮中御歌所長高崎正風の命名。
(出典:朝日日本歴史人物事典)

今週のラジオではじめて知る。 
去年下関の中山神社にはお参り
したが、中山忠能、忠道、忠光など
のファミリーに縁のある三屋のこと
はしらなかった。
幕末長州史跡の本で確認すると、

中山三屋の墓が、新南陽駅の近く
の善宗寺にあると記されている。


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