2025年2月4日火曜日

イスラエルのスウィ―ティー

イスラエルと言えば、すぐガサ地区の戦争を連想するが、たまたま買い物をしていると、

イスラエルのスウィ―ティー という果物を見つけた。買って帰りたべてみると、酸味が少なく甘味が強い美味しいミカンであった。


スウィーティー (Sweetie) またはオロブランコ (Oroblanco)は、柑橘類のひとつで、グレープフルーツ とブンタン交配種で、「スウィーティー」と「オロブランコ」(オロブロンコ)は同じ品種で、イスラエル産のものが「スウィーティー」、アメリカ産のものが「オロブランコ」(オロブロンコ)と呼ばれる。

1958年アメリカカリフォルニア州カリフォルニア大学リバーサイド校柑橘類栽培試験場の名誉教授ジェームス・W・キャメロンと、同校の教授で遺伝学者のロバート・スーストらの手によりメロゴールドと共に作出され、後に特許が取得された。

1972年ごろから同州で一般的に栽培されるようになり、続いてオーストラリアでも一部で栽培が始まった。カリフォルニア州およびオーストラリアでの栽培面積はそれぞれ、1,500 ha、10 haと見積られている。

現在の主産地には、ほかに1984年から栽培が始まったイスラエルがあり、イスラエル産のものは「スウィーティー」の商品名で流通している。


スウィーティーは、果皮にテルペン炭化水素などの精油成分が豊富に含まれ、発泡スチロールポリスチレン)などを溶解する事がある。これは精油成分が溶剤として作用するためで、天然素材として洗剤などに利用されている。なお、普通に食べれば人体に影響は無い。

また、フラノクマリン類が果実に含まれるが、この物質は薬の血中濃度を上げる作用があるため、薬によっては効き過ぎや副作用が通常よりも強く現れてしまう場合があり、医薬品との併用摂取に注意を要する。

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