2022年11月27日日曜日

東博国宝展

東京国立博物館(東博)は、令和4年(2022)、創立150年を迎え、 明治5年(1872)の発足以来、日本でもっとも長い歴史をもつ博物館として、 かけがえのない文化財の保存と公開という命題を両立させながら、日本の文化を未来へ、 そして世界へ伝えていく役割を果たしてきた。

本展は、この大きな節目を記念して開催するもので、 150年の間に積み重ねられた約12万件という膨大な所蔵品の中から、国宝89件すべてを含む名品と、 明治から令和にいたる150年の歩みを物語る関連資料を通して、東京国立博物館の全貌を紹介し、 展示は2部構成で、計150件を展示する。

このためTVで、何回も関連の番組が登場し、展示品の歴史や評価や修復の苦労話などが放送された。

過去に直接見た記憶のあるものもいくつかあったが、あとは映像でみたものが殆どである。



わが家に国宝レベルのものがあるわけはないが、人間国宝の中島宏の、青磁の壺はひとつある。安川電機退職記念に、安川寛会長からいただいたものである。



安川会長の自伝を読んでいたら、中島さんの窯元に行こうと誘われたのは高松宮であったと書いてある。ゴルフや陸上競技で深い交流があったらしい。これ以来会長も青磁にとりつかれたようだ。 
我が家の宝にしなければと思い、中島さんの作品集の本を購入して調べたり、壷は大事にかざっている。
また岩田屋での作品展示会にでかけたり、天神でのご本人の講演会にでかけて、青磁の歴史の話をきいたりした。

また引野窯にも出かけ、本人は不在であったが奥さんから自宅の展示品などを詳しく説明してもらったことがある


若くして亡くなったのは残念である。

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