今回世界文化遺産に登録決定した国立西洋美術館。
子沢山で有名な実業家松方幸次郎は20世紀初めにフランスで多くの美術品を収集したが、コレクションは第二次世界大戦後、フランス政府により敵国資産として差し押さえられていた。松方コレクションが日本に返還(一部名画は未返還)される際の条件として、国立西洋美術館が建設されることになった。
私が最初この美術館を訪れたのは、1960年の「20世紀フランス美術展」のときである。
日仏共同の美術展で、当時の総理池田勇人、外務大臣小坂善太郎、読売社主正力松太郎、館長富永惣一などが日本側の委員に名をつらねていた。
日仏共同の美術展で、当時の総理池田勇人、外務大臣小坂善太郎、読売社主正力松太郎、館長富永惣一などが日本側の委員に名をつらねていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿