2020年11月25日水曜日

内田 康哉(うちだ こうさい / やすや):その1:独身時代-結婚まで。

 内田 康哉(うちだ こうさい / やすや、1865年9月29日慶応元年8月10日〉- 1936年昭和11年〉3月12日)は、日本外交官政治家栄典従一位勲一等伯爵

明治大正・昭和の3代にわたって外務大臣を務めた唯一の人物で、戦前の日本を代表する九州出身の外政家だが、あまり知られていない。

私の先輩で八代出身の山口氏の縁戚になり、詳しく調査されているので、その概要をまとめた。

1)独身時代:

熊本藩医内田玄真と熊本士族黒田五左衛門長女ミカの子として肥後国八代郡竜北(現・熊本県八代郡氷川町)に生まれる。

八代郡鏡町にあった名和童山の新川義塾などで学んだ後、同志社英学校に入学するも2年後に退学。東大に進学。

明治20年、東京帝国大学法科卒業後に外務省に入省。

明治21年、ワシントン公使館勤務。陸奥宗光公使の助手となる。

明治23年、帰国。陸奥宗光が農商大臣となり、その秘書官となる。また陸奥が外務大臣となると庶務課長になる。

明治26年、英国勤務。

明治28年、清国勤務。

明治30年、帰国し、通商局長に任命される。

明治32年、米国留学(明治23~30年)から帰国した土倉政子と結婚。



注)その後の要職歴:


日本の旗 第24代 外務大臣
内閣第2次西園寺内閣
在任期間1911年8月30日 - 1912年12月21日
日本の旗 第34代 外務大臣
内閣原内閣
高橋内閣
加藤友三郎内閣
在任期間1918年9月29日 - 1923年9月2日
 ヴェルサイユ条約締結、ワシントン会議の成功により伯爵授与
日本の旗 内閣総理大臣臨時兼任
内閣原内閣
在任期間1921年11月4日 - 1921年11月13日
内閣加藤友三郎内閣
在任期間1923年8月24日 - 1923年9月2日
日本の旗 第44代 外務大臣
内閣齋藤内閣
在任期間1932年7月6日 - 1933年9月14日



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