長谷川町子が現在の福岡市早良区百道(ももち)に住んでいた頃、夕刊『フクニチ』に「サザエさん」を連載していたが、やがて上京して全国区の漫画となった。
今では東京世田谷に「長谷川町子美術館」「サザエさん通り」があり、サザエさん発祥の地のようになっている。
その長谷川町子の墓所は東京府中市の多磨霊園にある。
長谷川が一時住み込みでマンガを習っていたのが『のらくろ』を連載していた田川水泡だった。
その田河の墓所も多磨霊園にある。子弟関係、友人関係が同じ霊園というケースは多磨霊園では多い。
今夏、この多磨霊園はちょっとした話題の場所だった。
都内には大きな霊園があるが、谷中は江戸時代、青山は明治時代、そして、この多磨霊園は昭和の時代を象徴している。昭和史を追いかけるとき、この霊園は参考になる。
あの三島由紀夫の墓もあるが、みなさん、発見できずにうろうろしている。
掃苔(そうたい)はゲーム感覚でやると面白い発見がある。
(多磨霊園の地図はまるで迷路のよう)
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