2022年3月10日木曜日

神功皇后伝説と射手引神社(射場の地名)

 古賀の神々の歴史講座があった。神功皇后伝説の研究者須永敬教授の講演である。

福岡県には神功皇后伝承の神社は100以上あり、古賀にも5社ある。ただ近くの宮地嶽や香椎、名島ほど有名ではない。







100社の本を読み直していたら、家内の姓に関連する神社をみつけた。嘉麻市の古地図に射場という地名があり、その近くに射手引神社がある。








この地区に羽白熊鷲なる悪党がいて領民を苦しめていた。神功皇后は天の射手を率いて征伐された。里人は香椎宮より祭神を戴き、この地に祀り奉ったという。神功皇后が弓を引く像が境内にある。



その他、見分けの会で話題になった少彦名命も福津市に多いらしい。そんな話が聞けたらよいがと思っている。
射手座は、アルテミスから狩猟を学んだケンタウロスであるケイローンが弓を引く姿で親しまれている。ヘーラクレースが誤って放った毒矢が当たり、苦痛のためゼウスに死を願って聞き入れられ、彼の死を悼んで天に上げられて星座となったとする話が定説となっている。



10月に息子の車で現地にでかけたが、嘉麻市の射手は神功皇后で、弓を引く姿の現代的な銅像と不思議な犬?馬?の銅像があった。



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