2022年3月14日月曜日

量子コンピューターなど

 新しい計算機の登場のニュース:2018年3月

新しい計算機能を処理するためにインテルが取り組んでいるのが、量子コンピューターである。インテルはすでに49量子ビットの量子コンピューター用チップ「Tangle Lake」の開発に成功している。量子コンピューターの処理は、これまでのコンピューターが音速だとすると、光の速さで動作するという。量子コンピューターによって、無限の組み合わせの計算をすばやく行なうことができるため、薬物開発などに多大な効果が上げられる。
さらにインテルがもうひとつ注力しているのが、人間の脳をモデルとした脳コンピューターで、すでに「Loihi」というチップセットを発表している。現在のコンピューターはナノ秒で動作し、クロックによって同期して計算を行なう。これ自体はかなりの効果はあるものの、数十から数百ワットの電力が必要となる。一方人間脳はニューロンをシナプスで大規模に相互接続したシステムで、たった20ワットの電力で処理をおこなっているという。 膨大な量のデータとその処理、さらにそこから学習した結果をもとにした推論をいかに高速に行なうか、それが「The Renaissance Of Compute」であり、社会を変革させられる可能性なのである。

この記事から4年けいかしているが、開発実現のニュースは?

日本政府もそういった流れの中で2020年、「量子技術イノベーション戦略」を策定。この戦略に基づいて産官学が結集し、基礎研究から技術の実証、人材育成まで多角的に取り組み、海外の研究者らとも交流して国際的な研究を行う「量子技術イノベーション拠点」を創設することを決めた。

選ばれたのは、量子コンピュータの開発拠点として理研、そのほか、産業技術総合研究所、東京大学-企業連合、大阪大学、情報通信研究機構、量子科学技術研究開発機構、物質・材料研究機構、東京工業大学の八つだ。2018年に一足先に始まっていた文部科学省の大型研究プロジェクト「光・量子飛躍フラッグシップ・プログラム(Q-LEAP)」においてヘッドクォーターの一つを担っていた理研は、8拠点のまとめ役である「中核組織」の役割も担う。 2021年3月のニュース

今年のニュースを早く知りたい。

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