2022年6月10日金曜日

ホモ・サピエンスの優位性

 昨日のテレビ「人類誕生」では、ネアンデルタール人が滅亡し、ホモ・サピエンス人が生き残った理由を新説で解説していた。

以前はホモ・サピエンスのほうが創造性が優れていたから生き延びたという説だったが、その根拠は薄弱で大差はみられない。
それよりも生活集団の数が、ネアンデルタールは十数人の家族単位だが、ホモ・サピエンスは百数十人の大グループだったことが明確になった。大集団の方が情報交換ができて、創造性も高まるという説に代わっていた。
欧州大陸のネアンデルタール人と、アフリカ大陸のホモ・サピエンス人が接触したのは、シリア地方あたりとしており、ホモ・サピエンスのゲノムにネアンデルタール人の遺伝子が数%混入しているということも発表された。



0 件のコメント:

コメントを投稿