2023年4月5日水曜日

医療の最新デジタル技術

 最新のデジタル技術が、医療分野に次々に導入されている。先月末にNHKでその特集が放送された。

1)診察、診断技術分野:

  喉の診断 : 

   風邪、インフルエンザ、コロナなどし診断に鼻汁をとって検査していたが、特殊なカメラの開発で、のどを撮影し、AI装置で、すべての診断が簡単にできるようになった。

 
胸の診断: 肺炎、肺結核、肺がんなどの診断は、専門医毎に行っていたが、画像情報のAI化で、一度に診断できるようになってきた。



心臓の診断:一番簡単な聴診器による診断もデジタル化により、音が画像化されて、心臓の異常が詳しく判断されるようになった。







2)手術

人間の手による手術は熟練者が必要であるが、監視カメラとAIロボット技術の発達により、次第に医療現場に導入されるようになってきた。
AIカメラでは、手術場所の周辺の血管や神経の場所が表示されるので、手術ミスの危険を激減している。
AI手術ロボットを使用して、若手医師の手術技能訓練もおこなわれはじめた。

3)血液輸送

 辺地で輸血用血液の保存がむつかしい地方には、AIドローンによる血液輸送が行われはじめている。アフリカなどで実施されている。


4)診察情報

 一人の患者の病歴カルテは、その個人が正確に管理していないと、わからない。デジタル化がはじまり、国や民間のソフト企業がその共有化をはじめている。英国などがそのトップをはしっているが、日本はおくれている。


 病院内の業務データの共有化などで効率化することもはじまっている。

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