2023年4月23日日曜日

相の島のお寺 神宮寺

 



 海寶山護念院 神宮寺じんぐうじ 浄土宗 


浦辺登さんの思い出

相島(福岡県粕屋郡新宮町)を訪ねて、本当にありがたかった。それは「相島歴史の会」の方々が島内を効率よく案内してくださったこと。綺麗な島の集会所利用を快諾してくださり、お弁当の手配まで。
 さらには、浄土宗神宮寺の中澤住職が本堂、庫裡を開放してくださり、茶菓の接待まで受けた。
 このお寺で興味深いのは、朝鮮通信使を迎える準備中の福岡藩士、その他が遭難し、その位牌があること。なんとも大きい。




 福岡藩主黒田公の扁額が本堂に掲げられていたり。
 中澤住職、当方が玄洋社を調べていると知ると傍に座られて、玄洋社について語られる。圓應寺(福岡市中央区大手門)の三木住職とも既知の関係であるとも。圓應寺に頭山家(玄洋社の頭山満)の墓所があることなど、話に花が咲く。
 玄洋社研究の第一人者である石瀧先生がいらっしゃるのも忘れ、互いに熱く語ったのでした。これは、相島を訪問の大きな喜びでした。
 中澤住職作、朝鮮通信使来航のくだりを語ってくださった。「ああ、筑前琵琶のあったら雰囲気の出るとばってんが」でした。
(下の写真は語り部の中澤住職。黒田公の扁額が本堂に見える)






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