2023年12月7日木曜日

日本人のルーツ


 日本人のルーツは、約1万年前の縄文時代から始まる。ユニークな土器や工芸品を残した平和な時代であったとされる。


当時は氷河期で、海面が現在より100mくらい低かったから、津島海峡・津軽海峡などは簡単にわたれた。

アフリカ大陸から出発した人類の移動は、北欧組と南方組にわかれ、5万年前に南アジアに初期集団が到来し、2万年前にポアピニア集団がフィリッピン周辺に到来した。
タイの山奥に住む森の民「マニ族」は、縄文人のDNAと同じということが最近わかった。


その一部が1000人単位くらいで日本列島に上陸した。各地に100人単位くらいに居住し、三内丸山遺跡が有名である。


縄文人のDNA解析が進み、全人類のなかで、横塾のf3という指数が0・13から0.18のなかで、上から4番目である。日本人は18番目、欧州人は最下位である。


現在の日本では、アイヌが7割、、沖縄が3割、東京で1割がこのDNAである。

弥生時代に入ると、大陸から稲作文化の導入とともに、多数の渡来人が移住してきた。


さらに古墳時代から現代まで、移住者が増え、縄文・弥生人の比率は3割以下にさがる。



弥生時代、古墳時代の移民の原産地は、上の図の黄色と青色の地区が主である。
明治維新以後の国際化で、日本国内の正式のDNA分類調査はまだないようである。

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