2022年8月16日火曜日

身近な戦没者 叔父

 わたしの最も身近な戦没者は母の一番年下の弟(叔父)である。海軍輸送機隊の隊長として活躍し、ボルネオ落下傘部隊を輸送したり、シンガポール、台湾、本土の間を往復していた。英国製のバッグや靴などの土産をくれていた。

写真はシンガポールのラッフルズホテル前でのスナップらしく、中央で軍刀をもっている。
昭和19年2月に、五竜号で本土に向かう途中で被撃し、低空飛行で長崎までたどりついけれど、悪天候もあって島原半島をこえられずに墜落し戦死した。

現地に墓が建てられ、私がお参りした時の写真が右である。近くに同じ曹洞宗の禅寺があり、古賀市小山田の長勝禅寺と兄弟寺であったのも不思議な縁である。



井上 悦子、宿理 英彦、他16人

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