お名前のTV番組で、杉は桶や樽、松は松明、柳は堤防、楠は仏像、樫は木刀など、それぞれの特徴を生かして使用されていることを紹介していた。
現在木造船が少なくなったので、船の話はなかったが、日本書紀のスサノオノミコトの説話では、日本は島国だから船がなくては困る。そこで、髭をぬいて杉にし、眉毛をぬいて楠として船にせよ、胸毛をぬいて檜とし宮殿にせよと教えたという。考古学的にも近畿の古墳時代の船は殆ど楠であることが判っている。
古事記、日本書紀には53種の樹種の記載があり、古代から日本人は樹木と深いかかわりを持っていたことがわかる。
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