2021年7月26日月曜日

東京五輪開会式

 東京五輪開会式の感想

コロナ禍という前代未聞の厳しい環境のもとで、我が国の威信をかけて開催を決断した日本政府と東京都。

①時間

前回(1964)は、13:45~15:43の昼間3時間で、選手入場・挨拶・聖火入場/点火などが主体で、ショーなどは全くなし。
今回は夜間の20時放送開始、23:30までの放送の予定が24時まで延び4時間だ。
ショーが入るので夜間になり、入場行進の際の国と国の間隔が空いていたので、当初の見込み時間を超えたのであろう。
②国旗掲揚と国歌独唱

オリンピアン代表が掲げて行進した後に自衛隊員(陸海空・男女同数)に引き継いでいだ。
旗が風にたなびくのは、ポストに送風機が仕込んであるのか?。MISIAの歌唱力はさすがだが、クギリ(ブレス)がおかしいという批判も。



③ショー

責任者の辞任解任が相次ぎ、廃止論も出ていたが、あれだけの機材準備とリハーサルを重ねたスタッフの苦労を考えるとやってよかったと思う。ただテーマが多すぎてつながりが希薄になった。
真矢みき主演の木遣り唄や、市川海老蔵の歌舞伎十八番「暫」などの江戸文化も、海外の方には理解できなくても、日本の伝統芸能であることは感じられたと思う。



④入場行進

前回では、国ごとに整然と隊列を組んで入場していたが、最近ではその姿は消えてた。
前回は、
参加國・地域数:93. 競技数:20. 種目数:163. 参加選手数:5152名。

今回は参加国も増え、難民チーム、香港や英国領〇〇、米国領〇〇など独立国以外を含めて、206選手団だ。
日ごろなじみのない国も多く、全世界からこれだけの人々を呼び寄せて整然と行進してもらうのは大変だったと思う。
競技数:33. 種目数:339. 参加選手数:11,092名。
新競技に、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン、空手などが加わった。

⑤開会挨拶
橋本会長・バッハ会長のは少し長く感じたが、まああんなものだう。天皇陛下の開会宣言では「祝う」を「記念して」と和訳を変更したそうだ。

⑥聖火リレー

オリンピアン(柔道・野村、レスリング・吉田)→プロ野球のレジェンド(長嶋、王、松井)→医師・看護師→東北の子供たち→現役のパラオリンピアン→国際知名度の高い大坂なおみという顔ぶれでつなぎ、最終ランナーはテニスの大坂なおみ選手で締めくくり。



 追加記載
①ショーのダンサー森山未来の追悼の踊りは独特。


②大量の花火が打ち上げられ、その夜空に地球をかたどった球体が空中に浮かんだのはドローン1824機の集団飛行の光。これは新技術の代表であった。

 

  

③入場行進の順番がABC順ではなくアイウエオ順で、ギリシアに続いてアイスランド、アイルランド・・・。
最後は日本、その前は次回開催のフランス、その前は次々回開催のアメリカ。

NHKの和久田アナウンサーが入場行進の各国紹介で、 「チャイニーズ・タイペイ」を「台湾」と紹介したことに台湾で感謝の声があがっているとのこと。 

➄ピクトグラム50はながすぎた。33で良いはず。



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