2021年7月16日金曜日

あらたな卑弥呼の墓 那珂八幡宮

  あらたな卑弥呼の墓

いままでいろんな場所が卑弥呼の墓の候補にあげられてきたが、また新たに一つの場所が増えた。

糸島市で開催された古代史通年連続12回講座の10回目「女王卑弥呼について」の、榊原英夫氏の説によると、博多区那珂1丁目にある那珂八幡宮にある前方後円墳が〝卑弥呼の墳墓〟だと、筋道たてた説を発表された。

それも奈良県纏向遺跡の箸墓古墳が卑弥呼の墓という最近の通説に対し、卑弥呼の生涯推定年表をもとに、緻密な実証で論破したものであった。





 
いままでこの那珂八幡宮は、宇佐八幡宮のわかれとされていたが、この場所は前方後円墳の上にあり、すぐ近くに弥生時代最初の遺跡とされる、「板付遺跡」がある。八幡宮ができる前に豪族の墓があったことは、間違いない。
図の下部中央の緑色部が所在地
左下部がJR竹下駅

これが卑弥呼の墓と推定されたのは、はじめてであろう。博多区の歴史本でも、殆ど紹介されたことのなかった場所であるが、今後有名になるかな?

 

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