学生時代はヨット部で、海洋波との闘いに苦労した記憶がある。
最近FBの箱崎九大跡地ファン倶楽部で、九大の大水槽解体の情報を見たとき、ふと福津市津屋崎にあった九大の三角波の造波実験装置のことを思い出した。
昔から福島県の沖合に三角波が発生する海域があり、海難事故が多発していた。
50年程前、津屋崎の九大応用力学研の依頼で、プランジャー型造波機を電動式電子制御装置で、いろんな三角波を自動的に発生させて運転する方式を、私達安川電機が提案して実現した。
当時は最先端技術で多くの国から見学者が殺到した。その後国内外の他の大学にも多数設置された。
今は当時の津屋崎の水槽はすでに解体されて、糸島の移転先に写真のような実験水槽が完成しているそうだ。
工学部の移転は、建物以外にも大きな費用が伴うものだ。
最近ネット情報で知ったことは、津屋崎時代の九大福田・栖原教授らが、研究成果を英国で発表されたとき、長崎海洋気象台から英国の海洋研究所NIOに招かれていた石黒鎮雄氏の研究所を訪問し、北海の波浪研究装置との比較をされていたことである.
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