初めて会ったとき、ジョブズが「俺は禅宗だ」と言うので、「それは臨済禅か、曹洞禅か、黄檗禅か」とたずねると、「曹洞禅だ」と答えた。
龍安寺、野村別邸、そして、果たせなかった永平寺行き。
ジョブズの禅宗への深い思い入れを物語るエピソードだ。
“All good things.”
直訳すれば「すべての良いこと」だが、これは “All good things must come to an end.”
「どんなよいことにも終わりがある」ということわざの一部でもある。
「良いことはいつまでも続かない」という意味だ。
大西さんは、「ジョブズさんは自分の死期を悟っていたのか、全てを書かずに、この言葉だけを残したことが印象に残りました」と話す。
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