2021年7月21日水曜日

本州と九州を隔てる関門海峡

 ブラタモリで、本州と九州を隔てる関門海峡に、いくつかの「関門」であることをとりあげていた。

最大の関門は、「海峡」といいながら、最も狭い部分の幅はわずか700m。それにも関わらず、行き交う船は実に1日500隻!世界の名だたる海峡のなかでも圧倒的ににぎわう、日本の海上交通の大動脈だ。
実は、狭いだけでなく潮の流れも速い難所で、文字通り海の「関門」。
その対策として、番組では、安全な航路を知らせる「2つの灯り」の仕掛けが紹介されたが、さらに、火の山下潮流信号所がある。
東流れか西流れか、さらにその流速を表示している。昔は振り子の傾きで示していたが、今は電光掲示(E,W)に代わった。
潮流を観測して、予測値を修正して表示するシステムだが、OSがUNIXからWindowsに乗せ換えたり観測所が無人化に伴い移設してネット―ワークを変更したり 結構大変であった。

若い頃この装置の改良に関わったことがあったが、番組では取り上げなかった。
振り子式表示

電光式表示


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