昨日は息子の案内で、嘉麻市の益富城跡にでかけた。黒田藩六端城の一つで後藤又兵衛が城主であった。天守閣や石垣などは残っていないが、天守跡、一ノ丸、二ノ丸、三ノ丸跡やクルワ、掘割跡などが入り組んだ広い山城だったことがわかる。麓の広場は自然公園になっていて、プールやテニスコートなどが整備されていたが、荒れ果てていた。10月下旬には一夜城まつりが開かれ、城跡に一夜城が蘇るそうだ。
周辺には後藤又兵衛の後の城主となった母里太兵衛の墓のある寺や黒田藩時代の遺品を展示した郷土館や、又兵衛の名をつけた饅頭屋などがあった。
帰路に鷹取山をながめ、これで六端城をすべて周ったことになった。
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