2022年1月17日月曜日

阪神・淡路大震災と戦災

 今日2020年1月17日は阪神・淡路大震災(1995年(平成7年)1月17日に発生した兵庫県南部地震による大災害)から25年の日。朝からいろんな番組で、当時の情報や防災用グッズなどが紹介されている。





昨日は 古賀の歴史資料館の方々が、夏に行う終戦記念の展示計画のことで相談に来宅された。
従来の展示では戦災の悲惨さを示すことが多かったように思うが、その対策であれば、震災の対策とあまり変わりない。
一応自分史に書いている戦時中の軍事訓練や学徒動員の状況や、同期生でシベリア抑留になった二人体験の手記や、隣組の防火訓練の写真などを渡して、関連の話をした。
しかし75周年となると、日米戦争を知らない若者もいる時代だし、私の興味のあった日米の技術格差も、今後の戦争では空襲や爆撃の方法も大きく変化してくるので、何を展示のメインにするか問題である。
3年前、花田勝広さんが玄海灘沿岸の戦争遺跡を調査され、講演された資料などは、意義があるだろう。
戦勝国は、現在の軍備を誇示するところもあるようだが、敗戦国は、かっての毛利藩のように新年拝賀の儀で家老が「今年は倒幕の機はいかに」と藩主に伺いを立て、藩主が「時期尚早」と答えて時期を待つしかないだろう。

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