2022年1月8日土曜日

成人式の歴史

 の初めに、成人式が各市町村で行われる。

成人を祝う儀礼は古くからあり、男子には元服・褌祝、女子には裳着・結髪などがあり、もっと厳粛なものであった。
年齢も今より若く、14~15歳位からであった。

私の時代では男子は数え年20歳の徴兵検査が成人式みたいなものだった。



戦後の成人式の形態は、敗戦間もない1946年埼玉県北足立郡蕨町(現:蕨市)で実施された「青年祭」がルーツとなっている。
蕨町の「青年祭」に影響を受けた日本国政府は、1948年に公布・施行された祝日法により、「おとなになったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝いはげます」の趣旨のもと、翌1949年から、1月15日を成人の日として制定した。

その後、1998年の祝日法改正(ハッピーマンデー制度)に伴って、2000年より、成人の日は1月第2月曜日へ移動している。
一時は、荒れた成人式のニュースがおおかったが、最近はおさまった。
晴れ着の業者が、これを食い物にして、被害を起こしたこともある。

選挙権制度の改正で、成人が18歳になったが、進学試験のじきでもあり、20歳での成人式が多いようだ。

コロナ蔓延時代の成,人式は、粛々とおこなわれているだろう。


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