スコップとショベルは?昨日の新聞によると、小学館の辞書では、大きいのがショベルで小さいのがスコップ。
古い日本語では、大は踏み鋤、小は鏝らしい。
地方によっては逆の場合もあると書かれているそうだ。
ひま老人の記憶では昔はスコップ、戦後にショベルが使われはじめたようだ。家内はスコップは大小に拘わらず使っていたという。
わが家の辞書をいろいろ開いてみた。
スコップの語源はオランダ語(spade)、ショベル(shovel)は英語らしい。
九州ではオランダ語のドンタクが残っている。
あまりに身近過ぎて外来語とは思われないのが、「やんちゃ」「おてんば」という言葉。
jantje「やんちゃ」はオランダ語の水夫、水兵の意であり、元気が良いのたとえ。
ontembaar「おてんば」はオランダ語で御しがたし、言うことをきかない、跳ねっ返りのたとえ。
蘭学を学んだ人々が隠語で使っていたのが、次第に民衆に親しまれるようになったもの。言葉の起源を求めると面白い。
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