これまでのスマートシティでは、特定分野でのデータを活用したサービス提供が主であり、語彙やデータモデルの不統一など、相互運用性の観点から、複数分野のデータを用いたサービス提供のハードルが高かった。
5G時代のスマートシティでは、分野間データ連携基盤による複数分野のデータを活用したサービス提供により、住民や事業者の多様なニーズに応えることが可能となる。
例えば、これまでバスなどの交通事業者は、自社あるいは交通分野で共有されるデータを運行サービスなどのみに利活用してきたが、5G時代のスマートシティでは、分野間データ連携基盤を活用することで、自治体や個人など、交通分野外の情報が利用可能となり、それによって、外部の情報を踏まえ交通需要を予測、最適な運行サービス提供などにつなげることが可能となる。
昨日のNHKでは、この分野で中国のファーウェイ社が国際的に先行した技術で世界を席巻しており、米国がこれを抑え込もうとしていることを強調していた。
理由は国家情報が中国に漏洩するということであるが、一般市民からみると、個人情報が国家に管理されることであり、民主主義の崩壊につながるのあれば、スマートシテイの技術そのものが、よろこばしいものではない。
2020年1月:
0 件のコメント:
コメントを投稿