明治時代末期の師団配備地
- 第1師団 - 東京(旧・東京鎮台)
- 第2師団 - 仙台(旧・仙台鎮台)
- 第3師団 - 名古屋(旧・名古屋鎮台)
- 第4師団 - 大阪(旧・大阪鎮台)
- 第5師団 - 広島(旧・広島鎮台)
- 第6師団 - 熊本(旧・熊本鎮台)
- 第7師団 - 札幌/旭川
- 第8師団 - 弘前
- 第9師団 - 金沢
- 第10師団 - 姫路
- 第11師団 - 善通寺
- 第12師団 - 小倉
- 第13師団 - 高田/仙台
- 第14師団 - 宇都宮
- 第15師団 - 豊橋/京都
- 第16師団 - 京都
- 第17師団 - 岡山/姫路
- 第18師団 - 久留米
- 第19師団 - 羅南
- 第20師団 - 京城
1922年以降、世界的な軍縮の流れに従って、山梨半造および宇垣一成陸軍大臣の下で、3次にわたる軍縮(山梨軍縮・宇垣軍縮)が行われ田結果、4個師団(第13師団・第15師団・第17師団・第18師団)が廃止された。
また多数の陸軍地方幼年学校などが廃止、平時編制の3分の1(将兵約10万人)が削減された。
その結果:つぎのよ図うな師団の配備となった。
第一師団:東京地区
第二師団:仙台地区
第三師団:名古屋地区
第四師団:大阪地区
第五師団:広島地区
第六師団:熊本地区
第七師団:札幌地区
第八師団:弘前地区
第九師団:金沢地区
第十師団:姫路地区
第十一師団:四国地区(禅通寺)
第十二師団:福岡・佐賀地区(小倉)
第十四師団:長野・茨木地区(宇都宮)
第十六師団:京都地区
第十九師団:朝鮮東部(羅南)
第二十師団:朝鮮西部(京城)
配備図には、師団でなく、師管の名称になっている。
(13高田/仙台,15豊橋/京都,17岡山/姫路,18久留米師管が廃止された。)
その後太平洋戦争時代になると、師団の規模や地域など変更により、最大355師団まで膨張している。
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