今朝の新聞で、東大名誉教授、林周二氏の訃報を知った。旧制高校で同学年で顔見知りだったが、専門がことなったので、親交はなかった。小学校では1年上だったから、早生まれだったのだろう。同じ95歳で老衰とかかれている。
昭和30年代から日本の「問屋」無用論でその著書、及び講演などで流通業界に大きな影響力を及した。当時は、小売り業は、百貨店が流通業のキング、と、町の小売り店であった。
その頃から日本の流通革命が始まり、スーパーマーケット、ディスカウントストアー、コンビニエンスストア、や専門店チェーン、の誕生と発展と、林先生の流通革命論が現実となった。
その後、彼の一般書で「比較旅行学」(1989)を読んだ記憶があり、書斎を探しまわってやっとみつけた。わたしは彼ほど世界旅行をしていないが、同じ国での経験などは、共感するところがおおかったのを、思い出した。またゆっくり読み返してみよう。
ご冥福をいのります。
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