五節供、五節句(ごせっく)は、人日(じんじつ)(正月7日)、上巳(じょうし)(3月3日)、端午(たんご)(5月5日)、七夕(たなばた)(7月7日)、重陽(9月9日)の五日であり、6月にはない。奇数が選ばれた時代の暦で、奇数は陽とされ、9月9日は陽がかさなるので重陽である。
11月があるのにと思っていたら、五節会というのがあって、 正月一日元日、七日白馬、一六日踏歌、五月五日端午、十一月の辰の日、豊明(大嘗祭)の五日をいう。
これは古代日本の宮廷で天皇のもとに群臣を集めて行われた公式行事からはじまり、中世の節会と、民間の風習を取り入れてつくられたものであろう。
民間では3月3日、5月5日、8月1日を三節供とする例もあり、のちに多くの節会の日が生まれてくる。
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