5月9日は、「ヨーロッパデー」

 ５月９日はわたしと３番目の孫の誕生日。

この日を語呂合わせで記念日とするものが結構多い。

商品では黒板・メイク（化粧品）・ゴクゴク（ビール）・アイスクリームなど。

医療では呼吸の日。

政治的な記念日では、富山県の県民ふるさとの日、

世界的には、中国の国恥日、旧ソ連の対独戦勝記念日、ＥＵの前の「ヨーロッパデー」など。

日本ではあまり報道されないが、ヨーロッパの日とは、毎年1度ヨーロッパにおいて平和と統合を祝う日。

ヨーロッパの日には2つあって、欧州評議会が定めた5月5日と欧州連合が定めた5月9日がある。

とくに後者はシューマンの日とも呼ばれる。

欧州評議会のヨーロッパの日は1949年に自身が設立されたことにちなむもので、他方欧州連合のヨーロッパの日は、1950年に欧州連合の前身である欧州石炭鉄鋼共同体の設立が提唱されたことを記念するものである。

ヨーロッパの日はヨーロッパ市民の間での統合を促すことが狙いとなっているヨーロッパのシンボルの1つとなっている。

私がはじめてヨーロッパに出かけたのは、1968年である。その後合計7回渡欧したが、最後は2002年であった。35年間の変化も大きかったが、その後の20年間もまた変化しつづけている。