バンダイは「ピピンアットマークは50万台売れるだろう」と見込んでいたそうですが、結果的にこの予想は全く達成されませんでした。
それどころか全世界で4万2000台という売上げで、という不名誉な称号で後世まで語り継がれることになります。
バンダイ側は累計で260億円の損失を出し、ピピンプロジェクトは1997年3月に解散となり、Appleは4100人の従業員を解雇しました。
このあまりにも大きすぎる失敗の原因には、強気な価格設定・中途半端な性能・貧弱なソフトラインナップ・電話注文を中心とした独特の販売方式が上げられています。
しかしこの経験を活かして、バンダイは次々に新しいゲーム機を開発し復活して、昔のおもちゃから、IT時代のゲーム機への転換に成功しました。
義弟の息子がバンダイに就職していた時代があるので、今度会ったときに詳しく話を聞いてみようと思います。
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