2021年5月2日日曜日

佐賀県多久市の孔子像と神崎市の王仁顕彰公園

 【多久聖廟】

多久聖廟は、多久茂文が孔子像を安置し、領民に「敬」の心を培わせるために建てた孔子廟で、現存する聖廟としては足利学校、閑谷学校に次ぐ古い建物だそうだ。

佐賀県多久市の孔子像をみてきた。

多久聖廟周辺は道路も整備されて、きれいな公園のような環境であった。




多久聖廟

多久氏4代の領主、茂文の時代に藩校で儒教を奨励したようだ。



孔子像

その公園には、儒教を広めた4代領主多久茂文の像がある。
「多久の雀は論語をさえずる」、「農民に道をきけば、鍬をおいて論語を説く」といわれたほど、庶民のあいだに論語教育が拡がっていたという。
多久茂文像
 


その後、神崎市には、王仁博士顕彰公園に、漢字千文字の石碑もできたようだ。


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