独居の高齢者で、要介護の人には、ケアマネージャーが、月に1回電話連絡と3ケ月に1回訪問面接をおこなっている。
対話による生活状況の管理だけでは、不十分なので、大手家電メーカーでも、科学的センサーなどを設置して、具体的な生活状況を把握しようとする試みが進んでいる。
1)室内に監視カメラを設置するのはプライバシー侵害になるので、人体の体温を感知できるセンサーを、自宅内の要所に設置して、外出やトイレや浴室などへの移動状況をしる。
2)冷蔵庫のドアに磁気センサーをつけて、ドアの開閉回数をしる。
3)ポットの下に重量計をつけて、水分の摂取量をしる。
などなど。
天井につけた人感センサー |
冷蔵庫ドアの開閉センサー |
センサーの取り付け場所:
玄関扉、玄関内、居室入口、トイレ内、浴室内、寝室入口、寝室阿床上、寝室床下、レンジ扉、冷蔵庫扉、シンク前、薬箱扉の12か所。
これらのデータを、毎日、時間毎にデータとして総合管理するパソコンシステムをつくる。
ケアマネージャーは、このデータから、対話ではわからなかった問題点を見出す。
ある事例では、夜間に2回も外出していることが判明。現役時代に夜勤作業であったため、不眠が続き、外出していることがわかった。など。
わたしももうすぐ、こんなセンサーばかりの環境のなかで、生活する年齢になっている。
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