2021年8月10日火曜日

読売の主筆、渡辺恒雄

 2020.8.10.&2021.11.5.



昨日のNHKで、読売の主筆、渡辺恒雄の回顧談が放送された。
わたしと同じ大正15年生まれなので、軍事教練、学徒出陣、死への覚悟などの部分は共感が多かった。
画面では歩行器を使っての移動だったので、足は私よりすこし不自由のようだが、話ぶりは明快で衰えていなかった。
戦争と政治、歴代のトップ政治家との接触、外交の裏話などは、半年ほど前の対談を合成したもののようだった。
同じ時代を生きたジャーナリストとして、長生きしてもらいたい。

テレビ前半の要約:



学徒出陣で軍隊に入ったが、敗戦後日本の体制変換をめざし共産党に入る。しかし共産党も軍隊と同じく組織で動くことに反発して脱党する。

読売新聞の記者になり、1人で共産党の山村工作部隊の細胞基地にはいり、命がけのスクープ記事をとり、その後政治部に配属される。

大野 伴睦(おおの ばんぼく)の知遇をえて、大物政治家との接触が多くなり、政治記者以上に、政策進言などを実行した。

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