スポーツの「オリンピック」は、ゼウスの神殿のあったオリンポス(オリンピア)の名前を冠しており、この地で古代オリンピックが開催されたことから命名された。
1)イランの原子力当局は11日、テヘラン南郊ナタンズの原子力開発施設が「破壊工作」にあっていると発表した。
この前日には、新たなウラン濃縮施設の完成を発表したばかりだった。
海上部隊は空前の規模であり、アメリカ軍とイギリス軍、オーストラリア軍とニュージーランド軍、カナダ軍、南アフリカ軍からなる空母42隻を始め、戦艦24隻、400隻以上の駆逐艦が投入される予定であった。陸上部隊は14個師団の参加が予定されていた。これらの部隊は占領した沖縄を経由して投入される。
事前攻撃として、アメリカ軍とイギリス軍により種子島、屋久島、甑列島などの島嶼を、日本上陸5日前に占領することも検討された。
また、九州主要戦略目標地域に対して、マスタードガスを主体とする毒ガス攻撃も検討されていた。さらにアメリカ統合参謀本部は「神経ガス(サリン)を使用すれば、日本に侵攻してもほとんど死者を出さずにすむ」と信じ、アメリカ軍が太平洋で毒ガス戦を展開できるよう、マスコミと協力して世論づくりをしていた。
上陸部隊はアメリカ第6軍であり、隷下の3個軍団がそれぞれ宮崎、大隅半島、薩摩半島に上陸することとなっていた。これは日本軍の3倍以上の兵力になると、アメリカ軍では見積もっていた。大隅半島には日本軍の防御施設があったものの、宮崎や薩摩半島は手薄であったということも判断材料となった。
アメリカ軍の動員される兵力は、25万2千人の歩兵と8万7千人の海兵隊から成る16個師団。上陸作戦を支援するため、アメリカ海軍はチェスター・ニミッツ提督に第3艦隊と第5艦隊を与えたが、これは太平洋で利用できるすべての艦隊に等しかった。
1945年の中期までにアメリカ軍、イギリス軍、フランス軍、オーストラリア軍、ニュージーランド軍、カナダ軍、南アフリカ軍を中心とした連合軍は1,200機の戦闘機が投入可能であり、その数は月を追うごとに増えていた。
オリンピック作戦が開始されるまでにアメリカ海軍は22隻の空母、イギリス海軍は10隻の空母を用意する予定であり、計1,914機の戦闘機が運用可能で、上陸用舟艇や輸送船を含めた艦船の数は3,000隻に達した。
参加国は多数であった。
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