2021年8月13日金曜日

「オリンピック」の名前。

 
スポーツの「オリンピック」は、ゼウスの神殿のあったオリンポス(オリンピア)の名前を冠しており、この地で古代オリンピックが開催されたことから命名された。

「しかし、その名前がいろんなケースに流用されている。」

1)イランの原子力当局は11日、テヘラン南郊ナタンズの原子力開発施設が「破壊工作」にあっていると発表した。

この前日には、新たなウラン濃縮施設の完成を発表したばかりだった。

イラン原子力庁(AEOI)のアリ・アクバル・サレヒ長官は、この施設が停電に見舞われたと述べた一方で、この「テロ行為」の実行者については語らなかったが、この攻撃名は「オリンピック・ゲーム」だと のべた。

関連国の名前

 米国とイスラエルは10年前のオバマ米政権当時、イランの核開発を妨害するため、共同で「スタックスネット」というウイルスを開発し、ナタンズの核施設をサイバー攻撃し、一時的に遠心分離機の稼働を停止させたことがある。この作戦は「オリンピックゲーム」と名付けられていた。


2)国連安保理の常任理事国:

アメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国

     いつも、二つにわかれている。

3)オリンピック作戦:
ダウンフォールは「破滅、滅亡」を意味し、枢軸国で唯一降伏しない日本に対して大量破壊兵器毒ガスによる無差別攻撃など、文字通り日本国そのものを滅亡させる目的で命名された
ダウンフォール作戦は、1945年11月実施を前提に計画された「オリンピック作戦」と、1946年春に実施を前提に計画された「コロネット作戦」に分かれており、オリンピック作戦では九州を占領し、コロネット作戦では関東平野の占領を目的としていた。
オリンピック作戦は九州南部への上陸作戦であり、目的は関東上陸作戦であるコロネット作戦のための飛行場確保であった。作戦予定日は「Xデー」と呼称され、1945年11月1日が予定されていた。

海上部隊は空前の規模であり、アメリカ軍とイギリス軍、オーストラリア軍とニュージーランド軍カナダ軍南アフリカ軍からなる空母42隻を始め、戦艦24隻、400隻以上の駆逐艦が投入される予定であった。陸上部隊は14個師団の参加が予定されていた。これらの部隊は占領した沖縄を経由して投入される。

事前攻撃として、アメリカ軍とイギリス軍により種子島屋久島甑列島などの島嶼を、日本上陸5日前に占領することも検討された。

また、九州主要戦略目標地域に対して、マスタードガスを主体とする毒ガス攻撃も検討されていた。さらにアメリカ統合参謀本部は「神経ガス(サリン)を使用すれば、日本に侵攻してもほとんど死者を出さずにすむ」と信じ、アメリカ軍が太平洋で毒ガス戦を展開できるよう、マスコミと協力して世論づくりをしていた。

上陸部隊はアメリカ第6軍であり、隷下の3個軍団がそれぞれ宮崎大隅半島薩摩半島に上陸することとなっていた。これは日本軍の3倍以上の兵力になると、アメリカ軍では見積もっていた。大隅半島には日本軍の防御施設があったものの、宮崎や薩摩半島は手薄であったということも判断材料となった。

アメリカ軍の動員される兵力は、25万2千人の歩兵と8万7千人の海兵隊から成る16個師団。上陸作戦を支援するため、アメリカ海軍チェスター・ニミッツ提督に第3艦隊第5艦隊を与えたが、これは太平洋で利用できるすべての艦隊に等しかった。

1945年の中期までにアメリカ軍、イギリス軍、フランス軍、オーストラリア軍、ニュージーランド軍、カナダ軍、南アフリカ軍を中心とした連合軍は1,200機の戦闘機が投入可能であり、その数は月を追うごとに増えていた。

オリンピック作戦が開始されるまでにアメリカ海軍は22隻の空母、イギリス海軍は10隻の空母を用意する予定であり、計1,914機の戦闘機が運用可能で、上陸用舟艇や輸送船を含めた艦船の数は3,000隻に達した。

参加国は多数であった。

0 件のコメント:

コメントを投稿